完全犯罪ゲーム | 鈴木(仮名)の『アメリカ発日本行き』

完全犯罪ゲーム



こんばんは、鈴木(仮名)です。

皆さんアドベンチャーブック(ゲームブック)という本をご存知ですか?

小説といえば小説のようなもんなんですが、ページの終わりに選択肢がついてて、何ページへ進め!みたいな感じになってる本です。

当時、小学4年くらいだったでしょうか、一時期このアドベンチャーブックという物がはやった事が有りました。

今でいうと、チュンソフトで出してる『かまいたちの夜』とかの原型みたいなもんですね。

で、私が持っていた本が『完全犯罪ゲーム』というアドベンチャーブック。

残念ながら写真が見つかりませんでした(涙)

ホント、その頃の私と言えば読書感想文用の本を読むのもいやで、同じタイトルの映画を見て読書したことにして感想文を書いてたくらいの読書嫌い、でも、不思議とこのアドベンチャーブックだとちゃんと読んでたんですよね。

で、この『完全犯罪ゲーム』というのは、まあ簡単にいえば、完全犯罪をして逃げ切ることが目的なんですが、うろ覚えですけど確か冬の別荘地で絞殺して死体を処分するような内容だったと思います。

で、たとえば、



君はかなり疲れている。少し眠くなってきたようだ。

仮眠をとる→45Pへ  我慢して起きている→73Pへ



みたいに選択肢が出てきて我慢して起きていると、何気なく掃除機をかけ

その時に警察が尋ねてきて、調べられたが何も証拠が出てこない。何気なく掃除機をかけたおかげで、絞殺に使ったロープの糸くずがみつからずに済んだのだ!みたいな感じで進んで行くのです。



で、好奇心旺盛な鈴木(仮名)はすぐにオリジナルのアドベンチャーブックを作って学校の友達にやらせたりしてました。

内容はたしか、当時からかわれるキャラだった友達を主人公にした、ビーバップハイスクールみたいなアドベンチャーブックで世界最強を目指す高校生の話。



タケシは悪高校に喧嘩を売られた。

喧嘩する→10Pへ 逃げる→7Pへ



喧嘩をするを選ぶとボコボコに殴られた

ゲームオーバー



逃げるを選ぶと逃げた拍子につまずいて転んだ頭がヘッドバットになって、

喧嘩に勝った

みたいな内容だったと思います。



どうです?アドベンチャーブックを作ってみたくなりましたか?(笑)

そうそう、調べていて気づいたのですが『完全犯罪ゲーム』の挿絵が

エイトマンの作者だったという事に驚きました。

まあ、当時エイトマンなんて読んでなかったしなぁ

Gardner's Art Through the Ages with Infotrac





著者: 巻 左千夫, 岡田 日出子

タイトル: にゃんたんのゲームブック