鈴木(仮名)の『アメリカ発日本行き』 -9ページ目

日本版ロッキー

ガッツガッツ ビバガッツ♪
今日テレビで『ロッキー』がやっていて思わず見てしまった鈴木(仮名)です。
でも、テレビが60チャンネルくらいあるってのはヤバいですね。
ついつい見たい番組を探して見入ってしまい、学校の課題も手につかない状態だったりして。
というのも、こっちのテレビ番組ってキャプション機能に対応していて、ほとんどの番組が英語で字幕がでます。私の英語力じゃあ、ヒアリングだけじゃあテレビを楽しめないですからね。ついついキャプションを見てしまうんです(汗)
日本の番組だったら、聞きながら面白そうなら見るって感じにできるんですけどねえ。まあ、『ロッキー』は試合が多いんで比較的楽なんですけどね。
さて、この『ロッキー』という映画、無名時代のシルベスタ・スタローンが自ら脚本を書いて持ち込み、自らが主役を演じる条件で映画化し、アカデミー賞までとってしまったという、まさに映画さながらのアメリカンドリーム。このおかげでスタローンは一躍トップスターの仲間入りをしたという作品です。
ある意味スタローンて天才なんじゃないかと感じてしまいますよね。
まあ、この話が本当かどうかは謎ですけどね。
でも、スタローンの演技はひどいもんです。というか、しゃべりがもうホント酔っぱらいがしゃべってるようなろれつの回らないしゃべりかたしてるし、これも演技だとするとホントの天才かもって思ってしまいます。
制作費もテレビドラマ並みのかなりの低予算で制作されてたので、このくらいの映画は日本でも作れるはず!
是非とも『ロッキー』を日本でリメイクしてほしいもんです。
そして『ロッキー』のリメイクなら、ガッツ石松しかありえません(笑)
しゃべりもシルベスターと一緒でちょっとモゴモゴしてるし。
そして、ガッツに新たな伝説を作ってほしいです(笑)

動物ってすごい

ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら ♪
急にぐりとぐらが読みたくなった鈴木(仮名)です。
アメリカってどんな大都会でも野生の動物が生息してます。マンハッタンでもリスを見かけることって珍しくありません。
この辺だと、リスどころかスカンクなんかも普通にいます。
で、リスなんかは庭先をクルミの実をくわえて走ってる姿なんかもよく見かけます。でも、リスってすごいですよね。電線を普通に走ってしまうんだから。人間だと、ああはうまく走れませんよね。中国雑技団でもあれほど普通の路面を走るのと同じようには無理。あれって、やっぱりしっぽでバランスをとってるんですかね。
でも、この前ショッキングな出来事がありました。
うちの庭先に首の取れたリスの死体が転がってました。
ちなみに、うちには猫が2匹います。
名探偵コナンじゃなくてもこの謎は解けました(汗)
さすがに、その写真を載せるとグロイのでやめましたが・・
綱渡りはできなくても、リスに生まれないでよかったとつくづく思った今日この頃です。私の人生はいつも綱渡りなんですけどね(笑)

スーパーサイズ・ミー

曙がこのまま勝てなくて引退するんじゃないかと最近心配な鈴木(仮名)です。
日本でもいよいよ公開間近となった映画『スーパーサイズ・ミー』
この映画は、一ヶ月ファーストフードを食べ続けたらどうなるかということを、監督自ら実験をするというドキュメンタリー映画。
アメリカでは、マックのせいで太ったというティーンエイジャーがマックを訴えて裁判を起こしたこともあるくらい、ファーストフードが身近な食べ物。(もちろん裁判はマックが勝ちましたが)
でも、ほんと、アメリカ人はファーストフードが大好き。夕食に家族4人でマックで食べている光景も別に珍しくありません。
私の友人のアメリカ人も、ホント偏食で、一週間のうち5食はピザです(汗)しかも彼はなんと野菜が食べれないのです。
彼とデニーズに行くと、
「ハンバーガーを野菜抜きで、フライドポテトはチーズをかけてくれ」
と注文するほど。
彼は野菜はポテトしか食べれません。だから、『サブウェイ』(サンドウィッチのファーストフード)とかは絶対にいかないらしい。
そんな野菜を全然食べないんじゃ体壊すよとアドバイスしてあげると、
「そんなんサプリとってるから平気だよ」
と言い返します。まあ、確かに数種類のサプリメントを服用してるんですけどね。
私も、たまにハンバーガーが無性に食べたくなることがありますが、さすがに毎日はちょっとって感じ。やっぱり日本人は米とみそ汁ですよ(笑)

日本人はそんなに照り焼き好きなのか?

照り焼きハンバ~グ~♪
こんばんわ鈴木(仮名)です。
アメリカのショッピングモールなんかでフードコートと呼ばれるファーストフードなんかのレストラン街みたいなのがよくあるんですが、そこで必ず見かけるのがマックやタコベル(タコスの店)ピザ屋と並んで『TERIYAKI』の店。『テリヤキ将軍』とかそんな変な名前で店を連ねています。で、どんなものが売ってるかと言うと、照り焼きビーフや照り焼きチキンといった甘辛くいためた肉と温野菜とライスの三点もり。そして店員は必ずチャイニーズ。
食べてみると、どちらかと言うと中華のような味わい。
アメリカでは、照り焼きというものが、寿司、天ぷらと並んで3大日本料理となっているのです。
スーパーでも醤油と並んで、必ず売っているのが『照り焼きソース』
うーん、そんなに日本人って照り焼き食べてるっけ?って感じ。でも、アメリカ人なんかは喜んで食べてます。いやあ、どうなんでしょう。勘違いも甚だしい(笑)
だって、照り焼きで思いつくものと言えば、ブリの照り焼きと照り焼きハンバーグくらいなんだけどねえ。
そんな中、『照り焼きライス』なるものを発見(写真)。しかも、オリエンタルフードコーナーに、日本料理として大手のリプトンからでています。日本人の私でも初めて見る料理なんだけど(笑)
で、早速買って調理してみました。
調理方法は至って簡単。袋の中には米と乾燥野菜と粉ソース、チキンラーメンを崩したようなものがそのまま入っていて、フライパンに水を張って炒めるだけ。
いかにもインスタント料理の発達したアメリカらしい料理です。

で、早速食べてみると日本で一時期はやった『そばめし』に近いかも。
まあ、食べれない味ではないんだけど、どのへんが照り焼きですか?って感じの味。
でも、きっと日本通のアメリカ人は喜んで食べてんだろうなあ

母「今日はテリヤキライスよ!!」
父「オーそいつはグレートだぜ!」
娘「やったー私ジャパニーズフード大好きよ!」
弟「ママ、やっぱり日本料理はおいしいね~」

なんて和気あいあいと会話しながら(笑)
そういえばうちの母親の作るブリの照り焼き甘くないんです。
なんでも、うちの母親は甘い照り焼きが嫌いらしい。
て、それじゃあただのブリの醤油焼きやん!!
と突っ込みを入れたくなった、あの頃が懐かしい(笑)

もらって嬉しい?プレゼント

あなたが私にくれたもの~異様に大きなシルベスタ~♪
というわけで、こんばんわ鈴木(仮名)です。
それは、今年の一月のことです。私がお世話になっていたアパートの一階に友人の家族が住んでいました。
で、私は冬休み日本に帰っていたのですが、日本から戻ってくると部屋を誰かがノックしました。ドアを開けてみるとそこには、友人の妹とその母親が。
「メリークリスマス!」
なんと、クリスマスにいなかったのでと、プレゼントをくれたのです。
その品物が写真のもの。
アメリカ雑貨とかが好きな人は知ってるかもしれませんが、『ロッキー』の人形。もう、すごい嬉しかったです。まさかプレゼントをもらえるなんて思いもしなかったし、まして、クリスマスはとっくに過ぎてましたからね。早速箱を開けて電池をいれると、シャドーをしながら首を振る優れもの。しかも音楽に合わせてスタローンの声で台詞を30も話すのです。感動しました。
でも、異常に音楽が大きい。ある意味うるさいくらい(笑)
そして何よりも、

品物が大きい。

写真のビールの缶と比較してもらえればわかると思いますが、およそ50cm。
でかい。いや、嬉しいんです。ホント。
でも、日本に帰る時どうしようって感じ(汗)

NYのラーメン事情

こんばんわ、ラーメン好きの鈴木(仮名)です。
というわけで、今回はNYのラーメン店事情をちょっと書いてみたいと思います。
日本を離れて数ヶ月すると無性にラーメンが食べたくなる。あと、納豆もね。
で、インスタントは近所で手に入るんだけど、これがまたうまくない。カップヌードルとかマルちゃんのラーメンも売ってるんだけど、日本の味にはほど遠い。とにかくコクがない。具もミックスベジタブルだし・・。
だから、なおさらちゃんとしたお店で作られたラーメンが食べたくなる。
でも、うちの近所にはラーメン屋なんてないんで、マンハッタンまでラーメンを食べにいったりする。
さすがにマンハッタンにはラーメン屋がたくさんあります。で、私のいったラーメン店が『博多』というところ。店の雰囲気は和風カフェといった感じで、名前とは裏腹におしゃれなお店。店内も白人が半分くらい占めています。
で、さっそく期待のラーメンを注文。『普通』のと『小』というのがあり、普通の博多ラーメンを注文すると、でてきたのは、日本でいうジャンボラーメンのような器のラーメンでびっくり。どうやら、小サイズが日本の普通のサイズのようです。
で、早速食べてみると、一緒にいった福岡出身の友人が一言。
「博多なめんなよ・・」(笑)
彼が怒るのも無理はない、だってめちゃくちゃ薄いんだもん。コクないし。こんなことなら、小にすればよかったって思いながら食べ、口直しに吉野家へ(笑)
この他にも、『味千ラーメン』というお店にも行きました。こちらのラーメンも薄い。基本的に、カップヌードルもそうだけど、アメリカ人向けのラーメンはコクというものがないのかも。スープにコクを求めるのは日本人だけなんでしょうかね。
後から、日本料理店に材料の仕入れをしている会社に勤めている友達に聞いてみると、どうやら、NYのラーメン店は韓国人などが経営してる店が多く、そのラーメンというのも、ほとんどがインスタント。『めちゃんこ亭』なんて店は、堂々と『喜久蔵ラーメン』をメニューに出してて、日本から取り寄せたインスタントの喜久蔵ラーメンを作って出してるだけ。まあ、アメリカに本格ラーメンを求めちゃいけないってことですね。

というわけで、こうなったら自分で本格的なラーメンを作るしかない!!ということで、骨を集めて3ヶ月、こちらのお肉はほとんどが骨付きで売られているのでその骨をせっせと集めて冷凍しておきました(笑)で鍋一杯分の骨が集まったんでいよいよラーメン作りを開始!豚骨と、鶏ガラ?(鳥の足の骨)野菜を丸一日煮込んで、スープを作り、その間にチャーシュー、煮卵をゆでて、チャイナショップから買ってきた麺で完成したのが写真のラーメン。
スープは1日に込んだスープに本だしを加え、豚、鳥、魚の三点割りスープ。まずいはずがない。
で、早速一口。
まずくはない。
コクもある。
チャーシューも完璧。
なのになんで??
いや、まずくないんです。でもこの味ってどっかで食べたことのあるお味。
そう、私があんまりおいしいと思わなかった『麺屋武蔵』の味にかなり似ているのです(涙)
本だしのせいかな?それと、風味付けに振ったゆず唐辛子。本だしが多かったつもりもないんだけど、結局豚骨が良いだしを出していないから、本だしが勝っちゃうんだろうね。だから『麺屋武蔵』風の日本そばのような味のラーメンになってしまったんだ。やっぱり、直径1cmくらいの骨じゃあ良いだしがでないんですね(涙)

アメリカの日本語放送

ケーブルテレビがはいって一日中見まくっている鈴木(仮名)です。
アメリカのケーブルテレビって一番安いプランでも、60チャンネルくらい映るんですけど、結構映画が多いですね。こんなに映画をやってたら、レンタルビデオ屋はあがったりの気がします。
そんな中で、1チャンネルインターナショナルチャンネルがあって、インドとか韓国とかもちろん日本とかの番組をやっているチャンネルがあります。
日本の番組は一日平均2時間くらい。ここNJのチャンネルだと、その2時間枠をフジテレビが独占してます。といっても、やってる内容は結構微妙だったり・・ニュースはいいんですけどね。その他に、月曜日は『あいのり』火曜日は『はねるのトびら』といった感じ。いやあ、日本で全く興味なくてみてなかった番組ばっかりなんだけど・・(笑)
でも、見ちゃうんだろうなぁ。なんせ日本語に飢えてますからねえ。
で、その他の普通のチャンネルを見ていた時に、なんと『風雲たけし城』が放送されていたのに驚きました。
しかも、普通のチャンネルだから、もちろん英語で吹き替え版。覚えてますか?超なつかしくて思わず見ちゃいました。もう、20年近く前の番組なんだけど、この番組って、今見てみるとすっごいゲームをいろいろ考えてたなあってつくづく感心してしまいました。ゲームとゲームの間にたけしと東のトークがはいるんだけど、そこの部分は完全にオリジナルの吹き替えになってましたね。だって、たけしが『すもうでポン』にでてた、ぶっちゃけ不細工な女子プロレスラーを「彼女はホット(いけてる)だぜ」なんてコメントするわけないもん(笑)

チンポコマン

こんにちわ。ようやくケーブルが繋がって快適な鈴木(仮名)です。
みなさん『サウスパーク』ってアニメ知ってますか?
全米でケーブルテレビ史上最高視聴率を獲得したテレビ番組で、日本でもwowowなんかで吹き替えで放送されてましたよね。
アニメの内容は一件かわいらしいキャラたちが、その見た目とは反対にものすごく下品で毒舌でそして早口にしゃべり、社会風刺ネタとかを面白おかしく映像化してます。フセインとかも写真のままででてきたりして、おもいっきりコケにしてます。このアメリカの番組のすごいところは規制がないのか?というそのまんんま本人のキャラを登場させて馬鹿にするところ。『パッション・キリストの受難』という映画がヒットしたときとか主人公がこれは歴史映画じゃなくて、単なるスプラッターだと怒って、わざわざメル・ギブソン宅までいって映画代金を返せ!と文句を言う。怒ったメルは裸で主人公たちをトラックで追いかけ回すという感じで、とにかく実名の有名人たちをコケにしまくる。それがすごい面白いんですけどね(笑)

その中で日本を馬鹿にしたネタもあって、『チンポコマン』というキャラクターが登場する。皆さん何のパロディーかわかりますか?
日本、アメリカで大ヒットしてる『ポケットモンスター』略してポケモンのこと。
ポケモンってアメリカでは『パッキマン』って感じで発音されてるんだけど、なんでかっていうと、日本名『ポケットモンスター』とはアメリカでは『ポケットの中のモンスター』=『男性のペニス』を意味する俗語でそれはヤバいということで、絶対に『ポケットモンスター』というタイトルにはしなかった。それをサウスパークの中のクリエーターが知って『チンポコマン』というキャラクターをパロディとして使っているんです。
そのことを、一緒に見ていたアメリカ人の友人にいったら、次の日学校で日本人を見かけるたびに「チンポコマン!」と叫んでました。女性にも叫んでたからおもいっきりセクハラで訴えられそうだけどね。

日本でもこのくらい毒のあるアニメを作ってほしいもんです。でも、きっと日本の俳優とか登場させてコケにしたらすぐに番組終了してしまうかもね。だから、世界を代表する宮崎監督あたりが、日本版サウスパークを作ってほしい。あの人が日本の俳優を馬鹿にするアニメ作っても誰も文句いえなそうだもん(笑)

ハリウッド版『呪怨』

最近テレビをつけっぱなしにしていることの多い鈴木(仮名)。
そんな時にテレビの画面に『貞子』?みたいな顔が現れた!?
え?と思って見ていると、それはハリウッド版『呪怨』の『The Grudge』のCM。
見たことない人はこちらから

もう完成してたんですね。でも、CMを見る限りだと、やっぱり日本の映画とは雰囲気が違います。これが白人パワーなのか!?白人が出てるだけでハリウッド映画に見えてしまう。でも、『Shall we dance?』ほど見たいと思わなかったけど。『Shall we dance?』のほうはテレビのワイドショーなんかでも結構取り上げられてて、かなり力が入ってるのがわかります。雰囲気『ノッティングヒルの恋人』とかその辺の映画なのかなって感じで好印象。はたして、どちらがヒットするのかと内心楽しみ。ちなみに公開は、1週間違いだから、一応ライバル視してるのかな?

でも、せっかくだから『呪怨』とかじゃなく、もっと日本人になじみの深いものをハリウッドでリメイクしてほしいものです。前にも書いた『男はつらいよ』とかね。
で、私のもう一本のおすすめは『釣りバカ日誌』これを是非、最近知事になって笑顔の絶えないシュワちゃんで!もちろんスーさんには渋い演技が定評のあるショーン・コネリー(笑)
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アメリカで活躍する日本人

こんばんわ。鈴木(仮名)です。
今日、ラジオを聞きながら車で走っていたら、いきなり「こんにちは」という日本語が!
「こんにちわ、シカゴホワイトソックスの高津臣吾です」
一瞬耳を疑いました。だって、今までにアメリカでラジオから日本語なんて聞こえたことなかったんだもん。え?っと思って聞き耳を立てると、そこから先は急にボリュームダウンで、上から英語の音声がかぶりました。
本当に、ちゃんと翻訳されてるのかとボリュームをアップしたけど、さすがに高津が話しているのはわからなかった。で終わってみると、yahoo.comのCMだったようです(私の英語が確かなら(汗))
でもすごいですよね。この辺じゃ高津のでる試合なんてほとんどやらないから、知名度はかなり低いはず。それでもラジオとはいえCMに出演するんだから、ある意味アメリカで認められた選手ということ。もう、また「オールド・ルーキー」のDVDが見たくなりました(全く関係ない(笑))
この前のイチローもそうだし、松井もがんばってるし、アメリカで活躍している日本人って結構いますよね。数ヶ月前にNewsweekでも(Timeだったかも)今年活躍した人特集みたいなのに、日本人が5、6人入ってたし。
別に有名になりたいっては思わないけど、そういう人たちを見ると自分もがんばらなきゃって気持ちになります。